2013年1月20日日曜日

■「その後」(文責:どんぐり倶楽部)

●よく、「その後」が話題になるが、トンチンカンな話である。
 教育の結果そのものである12歳の子供が目の前にいるのに、
「その教育で育った子は、「その後」どうなったのですか」
 なんて問いはナンセンスである。
 目の前にいる、12歳のその子(の心と頭)が、その教育がやってきたことそのものだからです。
「言い訳も」「これから」もない、それが全てです。
 12歳のその子がもっているものが、
 その教育が育てたものです。
 その教育が育てることができるものです。
 完成している子に対して、その先の選択(進路や職業や幸福度や)で、
 何らかの判断をすることは、不可能であり無駄なことです。
 先のことは、
 その子の努力や趣味や経済的な環境や運(というタイミングもいれてもいいだろう)です。
 これは、教育とは違う要素が入り込んできますので、
 その教育の成果とは異なります。
 12歳以降の絶対学力は不変だからです。
 その先はその子自身の人生であり、趣味や好みってことです。
 12才の時点がそれまでの、子育てと教育の成果であり、全てだということです。
 これは、教育する方にとっても同じです。
 勝負はそこまでなんです。
 
 その先は個人のものであり、個人のコントロールによる結果となるからです。
「その後どうなったの」を口にする人は、その教育の成果の話をしたくない人か、教育を知らない人です。
 12才時点の「本当の学力」「人間性」「考え方」「魅力」それが、教育成果です。
 そして、中学の3年間で自己確立をする。
 そこで高校受験を材料にして、社会での戦い方を実体験する。
 親が口出しできるのは、最長でもココまで。
 個人の趣味や生活の糧を得るための仕事をその子が受けた教育の成果などと、勘違いしないことです。
 歪な人間でも、学力のないコピー人間でも、最難関大学にだって入れるし、
 高級官僚にだってなれます。
 が、それは明らかに教育の失敗です。
 人生を楽しめる力を持った人間に育ったかどうかを問うべきなのです。
 そして、それは、12歳で分かるのです。
 言い訳は、一切通じません。
 人間は、そうできているのですから。
 幼児教育、児童教育の成果は、12才で決まります。
 その時に成果が見られなければ、その教育は役に立たなかったということです。
 そして、その成果とは、自力で考える力が育っているか、生活を楽しんでいるか、です。
 これ以外に教育の成果を確かめる方法はありません。


どんぐり問題の4M以降を楽しく解ければ、まず大丈夫です。
そんなもので判断できるわけないだろう、と言われるでしょうが、できるんです。
そう作ってあるんです。
先ほど投稿した作品を見れば分かります。
真逆の作品も手元にありますが、余りにも不憫ですので掲載する気にはなりません。
解けてはいますが、酷いものですからね。
どういう教育を受けてきたかが、透けて見えます。
やり直すのに遅すぎることはない、
と言えたらいいのですが、
人間の死と同様に、それは、期限付きなんです。



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●どんぐり倶楽部の理想とする子ども像は
<幼く・賢く・逞しく>です。
ですから、その通りに育ちます。
お題目を教育成果と=にするには理論が必要です。
どんぐり倶楽部には、その理論があります。
ですから、子供に合わせて正確な手法をとることができます。
すると、当然、目指している状態になります。
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*多くの〜教育には理論がありません。
 あるように見えても理論のジャンピングがあるので成り立っていません。
 ですから、
 理想像(お題目)とはかけ離れた手法(その手法では掲げている状態には成り得ない手法)が
 平然と使われています。
 そんなことも、成果である12歳の子供を見れば分かります。
※特に〜教育だけで育ってきた子を見れば一目瞭然ですね。
 その状態が、その教育のできることなのです。
 掲げてある理想像(お題目:キャッチコピー)を、
 その〜教育ができることと思ってはいけません。
 全く違うことですからね。 





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