●今回、20000点以上の作品を一気に見せていただいた。私の教室だけだったら、ゆうに20年間はかかる勘定である。つくづく、どんぐり倶楽部なんだなぁと思った。一生分を見せてもらったのだから、感謝感謝である。その、御礼というわけではないが、今回の総閲覧で確信から事実になったことがありますので報告しておきます。今後の教育に資するところがあるかと思います。 ●思考力(人間的な判断力を含めた思考力)が育つ条件・育たない条件は、子供の素質・学校には全く関係がない。全ては、家庭で調整できること。ただし、正しい理論を知らなければ、現代では非常に難しく、昔のように放任主義でも賢く育つということは限りなく不可能である。
教育のプロ集団であるべき学校でさえも、思考力養成の理論と具体的方法を持っていなければ、、意図的には考えることができる子供を育てられない。
しかし、どんぐり方式(「どんぐり」と呼ぶ必要さえないが、理論は消化しないといけません)さえ知っていれば、キチンと導入するだけで3年ほどで思考力養成は完成する。学校にしても無料で導入できるのだから、ココは学校の教育機関としてのモラルの問題となる。
ただし、思考回路養成は成長過程の子供達が対象なので、問題にすべき期間は、中学以降ではなく、小学校の6年間(その前の1年間を含めた7年間がベスト)である。 ●悪い癖は非常に根深く、素質があっても悪い癖一つでその素質はゼロどころか、全体としてはマイナスになる。悪い癖の代表は「計算スピードを速くすること」である。「速くなくてもいい」ではなく、「速くてはいけない」のだ。なぜなら、思考回路養成において大敵となる、考えない習慣を植え付けるという危険度が格段に上がるからだ。危険だと分かっていることを、敢えてすべき理由は何処にもないどころか、それは、してはいけないことなのだ。 ●学校の選択と学力の間には、見事に、全く関係はありません。現行教育方法では、学校の選択は学力養成とは無関係なんです。また、「どんぐり倶楽部」を利用すれば、誰でも十分な(もちろん大学受験にも活用できる)思考力養成ができる。 ■今回の最大の発見(確信から事実へ)は、「ノートが小さいと進化が遅い」ということだ。気づくチャンスが極端に少なくなるので、時間がかかることが原因である。
クロッキー帳(大)を使って、3年間、注意を守って「どんぐり問題」に取り組めば、思考力養成は100%できますが、小さなノートで窮屈な絵図を描いていては、そのチャンスが訪れる回数が極端に減少するので、続けていれば進化はするが、時間がかかる。 <一般的なアドバイス>
●低学年
ノートは、クロッキー帳(大)にして、見開き2ページで1問。週に1-2問を限度とする。
他の学習は禁止。習い事はお小遣いを出してでも行きたいものを1つだけ。
あとは好きな事をして、「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」味わう生活をする。 ●高学年(途中から「どんぐり」を始めた場合)
余計な学習から開放されるのに時間がかかりますが、ゆっくり、ジックリ、丁寧にしましょう。
直後に、直しはしないようにして下さい。
「分からん帳」を活用する。→夏休みに「分からん帳」だけをする。
ノーヒントで最初から最後まで1回だけで詰めて考える練習が必要です。
高学年も、クロッキー帳(大)をオススメしますが、1ページ1問でも結構です。 <注意点>
・絵図は描くが、参考にするだけで、絵図そのもので考えていない場合は要注意。
→簡単なものしか解けない。一度で解けるようにする。
・答え合わせのあとの2回めはヒントを貰ったのと同じ。
・線分図は使わない。(具体的な絵図を描く)
・描いた絵図で考えること。計算で進めない。最後まで絵図で思考の道順を決定してから、数字を出すために計算を使う。
・計算は思考ではなく、数字での確認に使うだけ。
・1度で考えぬく習慣をつける。思考の忍耐力を育てる。 ■どんぐり「すごいっす!」
20000点の作品から言えることは、「マジすごいっす!」である。それも、一人二人ではない。宿題を制限し、好きな事をしながら、どんぐりだけを丁寧にする。それだけで、「自力で、こうなるのかぁ」と感心する。ん〜〜〜、自分で作ったものなので、こんなに感心するのも不謹慎のような気もしないでもないが、子供達の作品を見ると、他に形容のしようがない。本当にすごい。簡単に「すごい」なんて言葉は使うものではないが、本当にすごい。思考の方法が、全く違うのである。「無理なく無駄なく効果的」なのだ。それも、オリジナルである。前回の投稿を見てもらえば分かると思いますが、一言も教えないでそうなるのですから、シビレます。ということは、
*12年間の教育費は、
問題DLの7000円+クロッキー帳(650円×7=4550円)+色鉛筆(500×7=3500円)=15050円
月々100円程度である。
これだけで、最高の思考力養成ができるのだから、願ったり叶ったりだ。 ●The way of learning is above the talent.(才能より学習方法)
●Nurture is above nature.(天性より養育)
●It is breeding and not birth that makes a man.(人間を形成するのは育ちであって、生まれではない。)
*つまり、「氏より育ち」
【読み】うじよりそだち
【意味】人間を形成するときに大事なのは、家柄よりも教育や環境であるということ。血筋よりも、境遇のほうが人間を作る上で大事だというたとえ。遺伝よりも思考力養成方法だということ。 <コンパクトコンパス:簡単な指針>
<段階/年齢/目標/具体的内容>
1.(00-05)感味力養成←日常生活を、感じ味わう子育て*余計なこと(学習系)をしている暇はない
2.(05-06)視考力稼働:思考の準備←明確な理解お絵描きで、理解と思考を見えるようにする教育
3.(06-09)理解の完成←複雑な構造を解きほぐして理解する→文章や想いを、ゆっくり、ジックリ、丁寧に、自力で絵図にする。
4.(09-12)視考力を活用した思考力養成←感情を壊さないように、丁寧な絵図を描き起こしながら楽しく工夫をして思考を味わう。
5.(12-15)思考力完成←知識という材料を使って様々な思考回路を動かして自在に使えるようにする
6.(15)思考の仕上げ←高校受験を利用する
-----------------------------------------------------------
●小学校以前の教育環境は、学力に関して言えば、自然環境(日常生活)以外には全く左右されない。どんぐりポケット(私の教室)には様々な子供達が来ますが、進化の進み具合に、学校は全く関係ありません。
*しいて言えば、余計なことをしない点において「保育園(0才児保育)→公立小学校」が理想的です。(お粗末3点セットなどは回避できる) ・幼児教育→インターナショナル幼稚園→私立大学附属小学校
・シュタイナー幼稚園→国立附属小学校
・モンテッソーリ幼稚園→私立小学校
・幼児教育→国立・私立大学付属小学校
・保育園(0才児保育)→公立小学校 *どんぐり問題だけを、丁寧にやってきた子供達だけが、「幼く賢く逞しく」育っています。
*素質も全く関係ありません。素質があるのに「悪い癖:大量の知識と高速計算練習が主因」の悪影響で、学力が付いていない子供が圧倒的に多い。どこの学校でも、やっていること(思考力養成を阻害する方法)が同じだからである。
教育のプロ集団であるべき学校でさえも、思考力養成の理論と具体的方法を持っていなければ、、意図的には考えることができる子供を育てられない。
しかし、どんぐり方式(「どんぐり」と呼ぶ必要さえないが、理論は消化しないといけません)さえ知っていれば、キチンと導入するだけで3年ほどで思考力養成は完成する。学校にしても無料で導入できるのだから、ココは学校の教育機関としてのモラルの問題となる。
ただし、思考回路養成は成長過程の子供達が対象なので、問題にすべき期間は、中学以降ではなく、小学校の6年間(その前の1年間を含めた7年間がベスト)である。 ●悪い癖は非常に根深く、素質があっても悪い癖一つでその素質はゼロどころか、全体としてはマイナスになる。悪い癖の代表は「計算スピードを速くすること」である。「速くなくてもいい」ではなく、「速くてはいけない」のだ。なぜなら、思考回路養成において大敵となる、考えない習慣を植え付けるという危険度が格段に上がるからだ。危険だと分かっていることを、敢えてすべき理由は何処にもないどころか、それは、してはいけないことなのだ。 ●学校の選択と学力の間には、見事に、全く関係はありません。現行教育方法では、学校の選択は学力養成とは無関係なんです。また、「どんぐり倶楽部」を利用すれば、誰でも十分な(もちろん大学受験にも活用できる)思考力養成ができる。 ■今回の最大の発見(確信から事実へ)は、「ノートが小さいと進化が遅い」ということだ。気づくチャンスが極端に少なくなるので、時間がかかることが原因である。
クロッキー帳(大)を使って、3年間、注意を守って「どんぐり問題」に取り組めば、思考力養成は100%できますが、小さなノートで窮屈な絵図を描いていては、そのチャンスが訪れる回数が極端に減少するので、続けていれば進化はするが、時間がかかる。 <一般的なアドバイス>
●低学年
ノートは、クロッキー帳(大)にして、見開き2ページで1問。週に1-2問を限度とする。
他の学習は禁止。習い事はお小遣いを出してでも行きたいものを1つだけ。
あとは好きな事をして、「ゆっくり、ジックリ、丁寧に」味わう生活をする。 ●高学年(途中から「どんぐり」を始めた場合)
余計な学習から開放されるのに時間がかかりますが、ゆっくり、ジックリ、丁寧にしましょう。
直後に、直しはしないようにして下さい。
「分からん帳」を活用する。→夏休みに「分からん帳」だけをする。
ノーヒントで最初から最後まで1回だけで詰めて考える練習が必要です。
高学年も、クロッキー帳(大)をオススメしますが、1ページ1問でも結構です。 <注意点>
・絵図は描くが、参考にするだけで、絵図そのもので考えていない場合は要注意。
→簡単なものしか解けない。一度で解けるようにする。
・答え合わせのあとの2回めはヒントを貰ったのと同じ。
・線分図は使わない。(具体的な絵図を描く)
・描いた絵図で考えること。計算で進めない。最後まで絵図で思考の道順を決定してから、数字を出すために計算を使う。
・計算は思考ではなく、数字での確認に使うだけ。
・1度で考えぬく習慣をつける。思考の忍耐力を育てる。 ■どんぐり「すごいっす!」
20000点の作品から言えることは、「マジすごいっす!」である。それも、一人二人ではない。宿題を制限し、好きな事をしながら、どんぐりだけを丁寧にする。それだけで、「自力で、こうなるのかぁ」と感心する。ん〜〜〜、自分で作ったものなので、こんなに感心するのも不謹慎のような気もしないでもないが、子供達の作品を見ると、他に形容のしようがない。本当にすごい。簡単に「すごい」なんて言葉は使うものではないが、本当にすごい。思考の方法が、全く違うのである。「無理なく無駄なく効果的」なのだ。それも、オリジナルである。前回の投稿を見てもらえば分かると思いますが、一言も教えないでそうなるのですから、シビレます。ということは、
*12年間の教育費は、
問題DLの7000円+クロッキー帳(650円×7=4550円)+色鉛筆(500×7=3500円)=15050円
月々100円程度である。
これだけで、最高の思考力養成ができるのだから、願ったり叶ったりだ。 ●The way of learning is above the talent.(才能より学習方法)
●Nurture is above nature.(天性より養育)
●It is breeding and not birth that makes a man.(人間を形成するのは育ちであって、生まれではない。)
*つまり、「氏より育ち」
【読み】うじよりそだち
【意味】人間を形成するときに大事なのは、家柄よりも教育や環境であるということ。血筋よりも、境遇のほうが人間を作る上で大事だというたとえ。遺伝よりも思考力養成方法だということ。 <コンパクトコンパス:簡単な指針>
<段階/年齢/目標/具体的内容>
1.(00-05)感味力養成←日常生活を、感じ味わう子育て*余計なこと(学習系)をしている暇はない
2.(05-06)視考力稼働:思考の準備←明確な理解お絵描きで、理解と思考を見えるようにする教育
3.(06-09)理解の完成←複雑な構造を解きほぐして理解する→文章や想いを、ゆっくり、ジックリ、丁寧に、自力で絵図にする。
4.(09-12)視考力を活用した思考力養成←感情を壊さないように、丁寧な絵図を描き起こしながら楽しく工夫をして思考を味わう。
5.(12-15)思考力完成←知識という材料を使って様々な思考回路を動かして自在に使えるようにする
6.(15)思考の仕上げ←高校受験を利用する
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●小学校以前の教育環境は、学力に関して言えば、自然環境(日常生活)以外には全く左右されない。どんぐりポケット(私の教室)には様々な子供達が来ますが、進化の進み具合に、学校は全く関係ありません。
*しいて言えば、余計なことをしない点において「保育園(0才児保育)→公立小学校」が理想的です。(お粗末3点セットなどは回避できる) ・幼児教育→インターナショナル幼稚園→私立大学附属小学校
・シュタイナー幼稚園→国立附属小学校
・モンテッソーリ幼稚園→私立小学校
・幼児教育→国立・私立大学付属小学校
・保育園(0才児保育)→公立小学校 *どんぐり問題だけを、丁寧にやってきた子供達だけが、「幼く賢く逞しく」育っています。
*素質も全く関係ありません。素質があるのに「悪い癖:大量の知識と高速計算練習が主因」の悪影響で、学力が付いていない子供が圧倒的に多い。どこの学校でも、やっていること(思考力養成を阻害する方法)が同じだからである。