●勘違い教育の代表を一つ挙げるならば「2才児神話」でしょう。
●幼児期の記憶力の優秀さは暗記のためのものではなく
様々な思考モデルを作成するためのものですから、
その貴重な(この時期にしかない)期間を使って
本来の目的(様々な思考モデル作成)以外のこと(暗記・暗算・高速計算・反射形成)
をさせることは危険極まりない行為となるのです。
●思考モデル作成期間が過ぎると、この能力が消えてゆくのは当然です。
「2才児神話」などといますが、当然なのです。
ここを勘違いして、してはいけない暗記の強化をする人がいますが要注意です。
●どちらもバランス良く...と言うと聞こえはいいのですが、
そんな時間はありません。
子供の成長は早く12才で思考の臨界期を迎えるのですから、
スピード教育などしている暇は寸分もないのです。
●どうしても必要ならば効果的に12才を過ぎてからするんです。
中学受験では小6で使います。
※時期(タイミング)を誤った教育は子供に見えない致命傷を与えます。
特に前倒し的に行われる「慣れていると後が楽だから」という考えは全くの的外れです。
子供は小さな大人ではありません。まだ、脳は出来上がっていないのです。
また、十分に機能するには、出来上がったあと、十分な熟成を経てからのことです。
細胞分裂の途中で余分な刺激を与えると奇形になります。
外見は「人間」ですが 子供は、まだ「ヒト」なのです。
正常な成長を阻害する手法は厳禁です。
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