2012年9月12日水曜日

TEST with a picture 思考形態の変化

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思考形態の変化(^-^)/メモです

複雑さの度合いの違いはあるが、思考の本質は、視覚イメージの操作という点では同じものである。
ただし、成長に対応した、この複雑さの度合いを構成する方法(特に伝達方法と情報処理方法:思考形態の変化:脳の使い方の変化:脳内エネルギーの使い方の変化)

幼児・児童期には、言葉を仲介にしないで、思考材料の本体である視覚イメージそのものを操作することで、言葉による混乱(言葉と、その言葉が表す視覚イメージのズレや欠落)や、曖昧さを回避することができるので、無理なく、無駄なく、効果的に思考回路養成が可能となる。
ここで大事なことは、思考材料の本体ではない、言葉という記号(思考材料本体である視覚イメージを導くトリガー)を増加させることは、思考回路養成の邪魔になるということである。
ー生使う原形思考回路を作るべきこの時期には、余計な情報入力による昆乱学習だけは避けたいものである。
※幼児・児童期は、思考材料を直接扱って原形思考回路作成ができるようにする。少くとも邪魔だけはしないことが肝要である。
前期は具象物を使い、後期は具象物+視覚イメージを使う。これらの時期にも、言葉は発達し続けるが、その言葉は、具象物+視覚イメージを導くトリガーに限定すべきであり、いたずらに、言葉を増やそうとすると、使えない材料ばかりが増えてしまって、肝心の回路を作り上げることを難しくする。というのも、回路は、工夫することでのみ作られるのであり、材料があれば増えるものではないからである。というよりも、むしろ、材料は、自由自在に使える少量のものに限定しておくことで、様々な工夫をすることができる(しなければいけなくなる)のだから、この時期の言葉の増加だけを狙った学習は、的外れ学習(マイナス学習)となる。
高学年になると、リモートコントロール思考ができるようになる。サブルーチンを使った複雑思考ができるようになるので、所謂、抽象思考が可能となる。ここで注意すべきは、抽象思考が可能となってもなお、思考回路作成は、「具象物+視覚イメージ」で続いていることを忘れてはいけないということである。抽象思考ができるようになったからといって、抽象思考を強化しようとするのは早計である。抽象思考に使うための豊かな思考のサブルーチンをできる限り作る時期なのだから、「具象物+視覚イメージ」特に、視覚イメージ(絵を抽いて絵で考えること:視考力を活用した思考力を十分に使う(鍛える)ことが大事である。

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